令和二年度施餓鬼会(施食会)

毎年多くの檀信徒のみなさま、近隣のご住職さま方にご参加いただいている大安寺の施餓鬼会ですが、本年は大安寺の住職と徒弟によってお勤めを致しました。また、お供え物やしつらえ、お経は例年通りの形にて行いました。


来年はどのような形になるのかまだ見通しが立っておりませんが、この未曾有の事態が早く収束に向かうことを願うばかりです。


また、檀信徒のみなさまのお塔婆も寺の者が中心となりお墓にお持ちしております。もしお申し込みのお名前やお戒名などと差異がある場合はご連絡いただきますようお願い申し上げます。

こちらは施餓鬼棚(せがきだな)と言います。右には生菜(生の野菜)、左には乾菜(乾燥された食物)をお供えしています。奥には檀信徒没故者などのお位牌が並べてあります。

導師焼香用の香炉です。クリーム色の袱紗(ふくさ)の紋は、右手が久我竜胆(こがりんどう)という永平寺の紋、左手は五七桐(ごしちのきり)という總持寺に使われている紋です。黒い香炉の紋も五七桐になっています。

施餓鬼会の際にはこのような旗をかけています。五色に彩られた旗に書かれているのは五つの仏様のお名前です。このお名前は法要中にお唱えする『甘露門(かんろもん)』というお経に出てくるものでもあります。

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