【次回2月23日】令和7年1月坐禅会報告

1月26日は、令和六年初めての坐禅会を開催いたしました。


この日は寒さの厳しい朝となりましたが、合計10名の方にご参加いただきました。



坐禅の後には、『坐禅用心記』について学びました。この書は、曹洞宗の太祖である瑩山紹瑾禅師が著した坐禅の指南書です。


今回の学びでは、坐禅中に起こる「魔境」についての教えを深めました。坐禅をしていると、時に仏さまや菩薩さまの姿が見えることがありますが、それは心が調っているのではなく、むしろ呼吸や精神が乱れている証である、というのです。


坐禅をすると、何か特別な力が手に入ると思ってしまいがちですが、それはとらわれである。そのような戒めの教えであろうかと思います。


その後の茶話会では、参加者の皆さまと和やかにお話をしました。坐禅の感想を分かち合いながら、それぞれの気づきや日々の実践についての会話が出て、楽しいひとときとなりました。

今年も皆さまと共に、心静かに坐る時間を大切にしてまいりたいと思います。次回の坐禅会は【2月23日】となっております。

どうぞお気軽にご参加ください。


なお、3月の坐禅会は休止とさせていただきます。

4月以降の坐禅会の日程は、2月中に更新致します。



合掌

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